多様性に富んだ4タイプのデザイン
一人ひとりの感性やスタイルにあわせてセレクトできる4タイプのデザイン。
優美な流線やきらめくパーツをまとった上質で端正な佇まいが、これからのくらしをさらなる高みへと引き上げます。
1.ネオレストNX
進化しつづけるウォシュレット一体形便器、 ネオレストNX 。唯一無二のデザインと最先端の機能が融合した、ネオレストの最高峰。
便器と美しく整合しながら覆うフルカバー便ふたが、一体感のあるデザインを実現。
今回の新ネオレストNXは外観では新たにアクセントカラーが追加されていますが、寸法の変更はありません。
2.ネオレストLS
空間に華やかさを添える、優雅なウェーブライン、高級感漂う金属調アクセント。
従来の最上位機種「ネオレストNX」の次に位置づけされる、新登場の機種が「ネオレストLS」になります。
「ネオレストLS」は陶器部がフルスカートという継ぎ目のない形になっています。
すべて陶器で作り上げることで、より高級感を出しています。
品名の「LS」は「Luxury Style」の頭文字をとったもの。
「優雅で贅沢」がキーワードになっています。優雅さを感じさせる便ふたのなめらかな曲面。
椅子のように体を受け入れる、広く座りやすい便座。
また、便ふたと便器のすき間に施した抑揚のある金属調のラインによって、上品な光沢感を最大限に引き出しています。
アクセントカラーについて
TOTOのトイレは、空間を明るく広く感じさせ、清潔感のある白にこだわっています。
今までは、便フタや本体すべてが同じ色でしたが、今回「ネオレストNX・LS」ではその白を引き立たせ、トイレ空間全体でデザイン性や高級感を感じられるよう、アクセントカラーを取り入れたコーディネートを提案しています。(NX・LSのみ)
LSタイプは、ホワイト(アクセントカラーなし)を選ぶことで、統一感を出せます。
ブラックやニッケルを選んでお住まいのインテリアに合わせることも可能です。
ネオレストNX
ニッケル/シルバーから選べます。NXではホワイト(なし)は選べません。
ネオレストLS
ニッケル/ブラック/ホワイト(なし)から選べます。
3.ネオレストAS
直線的な美しいフォルムで空間と調和する、フルカバータイプ。
水平部分が多く、より座りやすく、スタイリッシュさを演出した凹凸の少ないデザインが特徴です。
端正でシンプルな造形に、清潔を維持するオート機能を満たしたネオレスト AS。
段差を小さくした形状の便座やすっきりパネルで給水部を覆い、お掃除しやすいデザインに。
デザインだけを見ると、これまでのネオレストAHの後継機種のようにみえますね。
デザイン面での変更箇所は、便ふたがさらに薄いフルカバーになっているのと、すっきりパネルがマグネット化されたことです。
今までのAHタイプとRHタイプのすっきりパネルは、マジックテープで装着されていましたが、今回のモデルチェンジで磁石に変更となったので、カバーの着脱も簡単になりました。
また、機能部の薄型化により、横から見ても美しいすっきりとした印象に仕上がっています。
グレードで比較してみると、これまでは「AH」 と「RH」は同価格でしたが、今後はネオレストASがRSより上位機種となるようです。
4.ネオレストRS
コンパクトな印象をもたらす、丸みを帯びたフォルムのネオレストRS。
ディテールにも丸みをもたせ、やさしい雰囲気を演出します。
やわらかなアールを描くコンパクトなボディが、 空間にやさしく収まります。
ゆとりと癒しを演出するラウンドタイプです。
ネオレストRSもASと同様、すっきりパネルのマグネット化により、さらに美しくシンプルでコンパクトな形状になりました。
サイドを比較してみると、新しいネオレストはすっきりとした凹凸のない形状になっており、お手入れがしやすくなっています。こちらもデザインだけを見ると、これまでのネオレストRHの後継のように感じますが、グレードはネオレストで一番お求めやすい機種となっており、これまでの「ネオレストDHシリーズ」の位置づけとなります。
「便座きれい」で便座の裏を自動除菌
掃除の際に便座を持ち上げると、汚れがこびりついてしまっていたりなんてこともあるのでは?
トイレの使用後に掃除をしないと、汚れがこびりついて掃除が大変に...。
そこで、清潔機能で新しく追加されたのが、「便座きれい」です。
トイレ使用後、便座裏の先端部分で尿や菌が黄ばみ汚れに変化する前に「きれい除菌水」のミストでこまめに漂白・除菌してくれるありがたい新機能。ふだん見えず、汚れに気づきにくい便座裏のきれいが長持ちします。
※(NX・LS2・AS2タイプのみ搭載しています。)
「お掃除ミスト」でお掃除ラクラク
こちらも「きれい除菌水」を利用した新機能です!
清掃時にリモコンのボタンで、便器内・便座裏の先端部分に「きれい除菌水」のミストを噴霧。
汚れを浮き上がらせるのでお掃除がしやすくなります。
見えない汚れのふき残しも防ぐことができ、いつでも清潔なトイレを維持できます!
旧ネオレストシリーズの「※きれい仕上げ」がなくなり、今回「お掃除ミスト」が新たに追加されています。
(便器内・便座裏の先端部分:NX・LS2・AS2タイプのみ、便器内:LS1・AS1・RS3タイプのみ搭載しています。)
※「きれい仕上げ」...お掃除の仕上げに、きれい除菌水をふきかける機能。
「リモコン個人設定」で一人ひとりの好みに合わせたトイレ設定
ご家族でトイレ使用場合、水の勢いの強弱・洗浄位置・温水の温度など、それぞれ好みの設定を毎回するのは意外と面倒ですよね。
そこで注目したい新機能が、トイレの快適性をさらに高める「リモコン個人設定機能」です。
水勢の強弱・洗浄位置・温水の温度をお好みの設定でリモコンに登録できる新機能!
一人ひとりの好みに合わせた設定を最大4名まで登録が可能です。ボタンを押すだけで簡単に使えまる便利な機能です。
この機能は共通機能なので、新ネオレスト全シリーズに搭載されています。
座り心地と使いやすさにこだわった「らくフィット設計」
便座の座面が見直され、「らくフィット設計」という圧迫が抑えられた設計になりました。
太ももやお尻の圧迫を抑える座面。排泄しやすく前のめりにもなりにくい設計です。
「やわらかライト」を常に点灯する「ナイトライトモード」
便器に人が近づくと自動で点灯。夜中の暗いトイレ室内でも便器やリモコンの位置がわかり安心の「やわらかライト」機能はこれまでのネオレストにも搭載されていました。
今回の新ネオレストはさらに「ナイトライトモード」の設定が可能に。
洗浄水量が大3.8L、小3.0Lに!(床排水)
洗浄水量は、小洗浄が新たに3.3L→3.0L(床排水)、3.6L→3.4L(壁排水)になりました。
新しい小洗浄の水量は、従来のeco小と同様の水量となっており、eco小がペーパーも流せるようになり小洗浄に格上げになった形です。
ネオレストは1回あたりの洗浄水量がわずか3.8L(床排水の場合。壁排水は4.8L)。
1回あたり13Lまたは8L必要だった便器と比べて、大幅な節水を実現しました。
NX・LS・AS・RS(床排水):大3.8L、小3.0L/回
LS・AS・RS(壁排水):大4.8L、小3.4L/回
スティックリモコンに新色追加、各シリーズのリモコンが変更
スティックリモコン ネオレストNX・LS専用色
カラーバリエーション ニッケル/ブラック/シルバー
スティックリモコンは従来のシルバーに加えて新しく、ニッケルとブラックが追加されました。
トイレのインテリアと合わせてコーディネートができるので、こだわりのトイレ空間をコーディネートしたい方におすすめです。
※AS・RSはシートリモコンもしくはシルバー色のスティックリモコンとなります。
ハードリモコン LS専用
ハードリモコンは、新しく追加されたLS専用リモコンです。
美しく操作しやすいリモコンになっています。
シートリモコン AS・RS専用
シートリモコンは、AS・RS専用リモコンです。
ハードリモコンのボタン配置をそのままに、シートキータイプにしたもの。使いやすく掃除がしやすいリモコンになっています。
リモコンは形状やカラーの他に、正面にあった液晶が廃止されているのが今回の変更点です。
その他変更点
・停電時安心設計:電池不要に(LS・AS・RSのみ)
・着座センサ方式:着座スイッチ→静電容量式 (NX・LS・ASのみ)
・運転入/切スイッチ追加(リモコン裏面)
・お掃除リフトのリフト量アップ
調べてみると、細かい変更点がいくつかありました。
まとめ
2022年8月にモデルチェンジしたTOTO ネオレストシリーズ について紹介いたしました。
旧ネオレストと比較してみると、フォルム、ディテールともに検討を重ね、さらに美しいデザインに仕上げられています。
今回、NXと新登場のLSには、アクセントカラーを採用。
以前よりもコーディネートの幅が広がり、お住まいのインテリアに合わせることができます。
ASとRSにはサイドがスッキリとしたデザインに変更され、デザイン性と清掃性が向上しています。
その他、便座きれい・お掃除ミスト等の清潔機能が新たに追加。
使う人の好みに合わせて設定ができる「個人設定」機能も追加されました。
TOTOの衛生陶器は世界的に見ても、性能面では決してひけをとらない、デザインと技術の結晶ともいえるトイレだと思います。
前回のネオレストと同様に、今回もデザインにこだわりつつも性能を損なうことのないよう、デザインとテクノロジーを融合させているのを感じました。
今後は長らく心地よく暮らし続ける家づくりのために、このようなインテリア性を配慮した商品選び、トイレ空間づくりが浸透していきそうです。